DexStoriesの初投稿としてご紹介するJay Shogoさん。TokyoDexが長い間、お世話になっているアーティストです。
TokyoDexのイベントでライブペインティングの最中のJayさんに、突撃インタビューを行いました!
TokyoDexとの出会いについて聞かせてください。
Jay Shogo (以下J):TokyoDexと出会ったのは2012年。TokyoDexが2回目のレッドブル・キュレーツ・キャンバス・クーラーをやった時。
出会った2012年から今は2017年で5年が経ちますが。レッドブル、ハイネケン、ジーマ、ミニクーパー、RDC、六本木アートナイトと本当にいろんなお仕事をいただきました。
どうしてアーティストになることに決めたのでしょうか。
J:以前は自社のアパレルブランドやアイウエアブランドのデザインをやっていたんだけど、より楽しいことややりがいを追求した時に辿り着いたかんじ。今は本当に自分の仕事に対して生き甲斐を感じているし、最高に楽しい。
アーティストは死ぬまで体が動くかぎり現役で続けます。
描く前と描いている途中、どのようなことを考えていますか?
J:基本、ライブペイントの時はあんまり何も考えないで来てるんだ。一応、打ち合わせをするじゃない?で、僕には何個かタッチの違うアートがあって、その中で今回は線と線を繋ぎ、その線で形にしていくっていうのでやっていった。
今回はやっぱり描く数が多かったから、限られた時間の中で、はじめにどんどん線を引いてくんだわ。それがちょっとずつ形になっていく。その形からインスピレーションを受けて、例えばヒョウにしたり、ユニコーンにしたり、あとオウムにしたり、そういう感じで具体的なイメージや形を作っていくんだよね。最初から特にこれを描くって決めてない。羽に関しては、クライアントさんからのコンセプトがあったから、最初に羽を描こうと思って、今回のライブペイントに挑んだような感じだったんだけど、その他はもう何も考えずに、その場で即興で描いた感じ。
TokyoDexと働いている上で感じている特徴はありますか?
J:日本で活動する時に、ひとりのアーティストとして一番やりやすい会社だなっていう風に思っていて。なぜかというと、マネージメントをTokyoDexさんが全てやってくれているし、あとは普通だったら出会えない会社とかともやらせてもらっている。あとはそこの現場に行くと僕が絵を描く準備がそこに100%できている。本当にやりやすい環境にいるって感じるのは本当に毎回、毎回。でね、やっぱり毎回楽しく描いているし、仕事を終えての満足感というのかな、やっぱり興奮しちゃって、寝られなくなっちゃう。それくらい、楽しい。
TokyoDexクリエイティブ・ディレクターのダニエルさん自身も陶芸などアーティスト活動をしていて、アーティストの気持ちをわかってくれる。あと、周りにいるTokyoDexのスタッフさんたちも本当に良い環境を作ってくださって、喋っていて本当に面白い。ひとつやっていく中で、同じベクトルというか、同じ方向性を見ている感じがして、とても良い。
TokyoDexは本当に日本のアート業界を変えてくれるんじゃないかなと信じています。
Jay Shogo
http://www.jay-shogo.com
2009年にLos AngelesにてJay Shogo(ジェイ・ショウゴ)としてアーティスト活動を始動。毎年12月に開催される世界最大級のアートフェスティバル「Art Basel Miami」に2012年に招待され、それ以降、Mural制作とインスタレーションを毎年開催。 同時期にLos Angelesから Miamiに拠点を移し、ストリートアートの聖地 「5POINTZ」(NewYork)をはじめ世界各地にてMuralを制作。また、アメリカ・カナダの主要都市で毎月開催されるチャリティーオークション「BUZZ ART AUCTION」にも勢力的に参加するなど、海外での実績を着実に積み重ねる。
日本では海外での活動を高く評価され、「Red Bull」「Clarks」「MINI」「G-SHOCK」「POW! WOW!JAPAN」「ドイツ大使館」 「Heineken」などのアートプロジェクトに参加し、美容室・飲食店・ゲーム会社・不動産物件などの内装デザインやアートペイントを 数多く手掛ける。アート活動の他、自身がマネジメントするアパレルブランド「HIGH-LIGHT CAVALET」・アイウエアブランド 「”beik”」のデザインや企業ロゴデザイン、国内外のブランドプロデュースを手掛けるなど多岐にわたって活躍する。